■気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館は4月6日以降、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として臨時休館しておりましたが、一部リニューアルし6月2日(火)より再開します。
■新型コロナウイルス感染症予防対策については、(公財)日本博物館協会策定の「博物館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に準じて取り組みます。
1.新型コロナウイルス感染症予防対策
次のとおり新型コロナウイルス感染症予防対策を当面の間実施します。
(1)来館者の皆さま及びスタッフの安全確保のために実施すること
・フロアマーカー等の設置等の工夫を行い、最低1m来館者の方同士の距離を確保します。
・定期的に備品等のアルコール消毒を行います。
・パンフレット等の配布物は手渡しで配布せず、据え置き方式とします。
・ご来館の際はマスク着用、手指の消毒を要請します。
・スタッフに対して毎朝・夕の検温を必須とし、特に37.5℃以上の熱が記録された場合は、必要に応じて医療機関、保健所等の受診を促すとともに自宅待機とします。
・スタッフから来館者の方に対する留意事項の説明や誘導のために必要な発話、及び来館者の方からの質問に直接対応する機会を減らすために音声ガイドや館内放送等による案内を活用します。
(2)館内管理に関すること
①館内の換気と清掃強化について
・入口に手指のアルコール消毒を設置します。
・展示室、震災遺構に行列が生じる場合は、最低1mの間隔を空けた整列を促すなど、人が密集しないように工夫を行います。
・排煙窓等を開放し、空気が滞留しないように換気を徹底します。
・他社と共有する物品やドアノブなど手が触れる場を最低限にします。
・タッチパネルディスプレイ、震災遺構エレベーターの使用を停止します。
・交流ホール休憩スペースは使用を禁止します。
②窓口
・現金の受渡しは、コイントレーで行います。
・現金の取扱いをできるだけ減らすため、入館料はキャッシュレス決済を開始します。
・来館者の方と対面接客となることから、透明ビニールカーテンにより来館者の方との間を遮蔽します。
・窓口に行列ができないように、最低1mの間隔を空けた整列を促すなど、人が密集しないように工夫します。
③映像シアター
・映像シアターは密空間のため引き続き封鎖し、震災時の記録映像は交流ホールで席の間隔を最低1m空けて上映します。
・講話室映像の席も間隔を最低1m空けて上映します。
④トイレ
・トイレの蓋を閉めて汚物を流すよう表示します。
・ハンドドライヤーは使用を禁止します。
(3)語り部ガイド等について
・語り部ガイド・防災セミナー等は密空間を回避するためもうしばらく中止します。
2.図書コーナー・展示コーナーリニューアル
(1)図書コーナー
・東北大学災害科学国際研究所今村文彦教授提供の「東北地方太平洋沖地震による津波の発生と挙動・気仙沼市周辺での津波の挙動」をデジタルサイネージで自動再生します。
(2)展示コーナー
・(株)三陸新報社様から寄贈された「南気仙沼駅付近から亀山(大島)を望む」復興の歩みの定点観測パノラマ写真の展示及び「海と生きる」をテーマに、気仙沼の海、人、生業がイメージできる大型写真をプロジェクターで投影します。
気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館
0226-28-9671
関連リンク:気仙沼市ホームページ(外部サイトにリンクします)